詳細情報

観なきゃよかった 立ち読み版

立川談志


価格 : 無料

※この書籍は、アスペクトより販売されている『観なきゃよかった』の立ち読み版です。

2015年6月23日発売!

立川談志、映画を愛し、映画を斬る!生前、誰よりも映画を愛した天才落語家が、アステア、ワイルダーからスピルバーグ、コーエン兄弟まで語った、絶品の映画エッセイ集。ジーン・ケリー追悼から、「週刊サンケイ」伝説の連載「談志のエンドマークを斬れ!」や「週刊文春」星取表、大林宣彦監督ほか映画の盟友たちとの対談まで、愛と毒気と歓びに満ちた映画スクラップブック!



目次

はじめに 和田尚久

Scene1 ジーンとキャグニィが好きだった

談志が惚れた“青春”は間違っていなかった――追悼ジーン・ケリー
『天国は待ってくれる』を観て、私に教えてほしい……
もう一度、ゆっくり観よう……再び帰ってきた『アラビアのロレンス』
明日の夜が楽しみだった三日間、四百二十二分の『ゴッドファーザー特別完全版』
『ゴッドファーザー PARTⅢ』ま、コッポラだし、重厚な撮り方をしてるし……しかし役者が違う
『ミラーズ・クロッシング』を観て
あの人にこの映画をそっと教えてやりたい――『童年往時 時の流れ』
「ワイルダーに関係ない奴ァ読んだって仕様がない」――家元が御大の自伝を読む


Scene2 談志のエンドマークを斬れ!/談志の星取表

「追いつめられて」
「イシュタール」
「ビックタウン」
「危険な情事」
「戦場の小さな天使たち」
「アメリカン・ウェイ」
「遠い夜明け」
「タバコ・ロード」
「誰かに見られてる」
「レボリューション/めぐり逢い」
「張り込み」
「月の輝く夜に」
「ウォール街」
「ブロードキャスト・ニュース」
「ダンサー」
「太陽の帝国」
「うるさい女たち」
 談志の星取表


Scene3 ああ、観なきゃよかった

『ファミリービジネス』は二流のホームドラマ1
『ブレイズ』のP(ルビ:ポール)・ニューマンに、オスカーをやってくれ
『白く渇いた季節』、ま、ヨシとするかね
『悲情城市』をうっかり観てしまった理由
『のるかそるか』は見事なまでに「何もない」
キチンと製作ってはある『レッド・オクトーバーを追え!』
『ヘンリー五世』のケネス・ブラナーはキャグニィに似ている
『48時間PART2 帰って来たふたり』のE(ルビ:エディ)・マーフィがヤダ
『グッドフェローズ』、何といってもデ・ニーロの存在感
『カナディアン・エクスプレス』、“細工は流々、仕上げを御覧じろ”の了見通り
『運命の逆転』、たいしたことないが、つまらなくもない
『ケーブル・ホーグのバラード』、いくら出しても惜しくない
『上方苦界草紙』の小川真由美、文句なし
二度も観た『シラノ・ド・ベルジュラック』
耳に栓して観た『COO 遠い海から来たクー』
『ありふれた事件』は下の下である
しばしの夢に酔った『レディ・イヴ』
呆れけえって屁も出ない『月はどっちに出ている』
サイレントの『椿姫』、澤登翠を聴いてほしい
『シンドラーのリスト』なんか誰が観るかいな
人による映画評の違い、これは一体何なのだ
『林檎の木』、おめえには判ンねえよ
『永遠の愛に生きて』を楽しむのはどういう人達なのか
四十分我慢した『マーヴェリック』
映画メモより、あれこれ

Scene4 映画の友と、映画を語る

立川談志×大林宣彦
立川談志×佐藤慶
立川談志×森卓也

Scene5 わがベストテン、そしてアステア

マイベストテンと好きな映画人<洋画篇> 
マイベストテンと好きな映画人<邦画篇> 
マイベストテンと好きな映画人<ミステリー&サスペンス映画篇>
好きな男優<洋画篇・邦画篇>
史上洋画ベスト10――立川談志×長部日出雄×田中小実昌
名作文学から生まれた名画への偏愛~家元お勧め第一号『情婦』
談志が見たフレッド・アステア

あとがき 和田尚久

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