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田中角栄は死なず

蜷川 真夫


価格 : ¥340 (税込み)

日本人はなぜ「田中角栄」的なものから逃れられないのか。
小沢一郎の政治手法、選挙至上主義の原点である田中角栄元総理の功罪を書いた累計30万部のベストセラーがアゴラブックスから電子書籍として復刊!
本書は、当時朝日新聞の記者であった、“ビジネス&メディアウォッチ”ニュースサイトとして評判のJ-CASTニュース発行人の蜷川真夫氏が田中後援会の越山会をルポし、支援者たちのナマの声とエピソードをふんだんに集めたものです。1976年に山手書房、1983年に徳間文庫で出版されています。
その後の田中エピソードが加筆され、当時の選挙ビラや後援会報、田中判決の号外などの資料も掲載されています。
まえがき、あとがきは、小沢氏へのメッセージも込めた書き下ろしです。

【内容紹介】
まえがき
第1章     田中角栄を生神様とした政治風土
第2章     選挙民との秘められた連帯と体質
第3章     黒又分水工事に見る初の構造汚職
第4章     国会・県会・町会の倫理と金の流れ
第5章     政治家――その不可解な暗部の解明
第6章     農村風土に密着した土建屋的体質
第7章     地域ファシズムによる生贄顛末記
第8章     得票率八〇パーセント村の選挙騒動後日談
第9章     薩長官僚政治の打破とその余波
第10章    選挙にむらがる意識構造と利害関係
第11章    それでも「田中角栄」は生き続ける
第12章    田中政治の衰亡が続く
第13章    嫉妬時代のヒーロー田中角栄は何者だったのか

あとがき
資料

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