詳細情報
アメリカの高校生が読んでいる税金の教科書 立ち読み版
山岡 道男/淺野 忠克
価格 :
無料
※この書籍は、アスペクトより販売されている『アメリカの高校生が読んでいる税金の教科書』の立ち読み版です。
アメリカでは、高校生から税金の使われ方を学んでいる!
私たちが納めた税金は、どのように使われるのか? そして、社会や経済をどのように動かしているのか? 確定申告をする人も、しない人も、知っておきたい税金の基本。大不況下の今こそ、税金の意味と仕組みをきちんと知っておこう。パーソナルファイナンスの視点から税金を考えるわかりたい人のための入門書。米ジャンプスタート連合による学生向け経済教育の指導要領「National Standards in Personal Finance」を日本人向けにわかりやすくアレンジ。シリーズ10万部突破。
目次
はじめに
——なぜ税金を払わなければいけないのか?
第1章 家計の税金学
——世界は税金にあふれている
ウィスキー税反乱 Whiskey rebellion
——アメリカの税金のはじまり
所得税 Income tax
——稼いだお金にかかる税金
資本逃避 Taxes change behavior
——税金天国に逃げる企業とお金持ち
国債 Government bond
——政府の借金問題を考える
第2章 政府の税金学
——政府が集めたお金はどこに消えるのか?
歳出 Expenditure
——日本もアメリカも借金漬け
家計と政府 Increase of taxation
——増税か? 歳出削減か?
公共財 Public goods and services
——「小さな政府」に必要なものとは
経済成長 Economic growths
——企業 v.s. 政府
第3章 「大きな政府」の時代
——企業も家計もみんな政府にお任せ
マクロ経済学 Macro economics
——大きいことはいいことだ
政府の失敗 Government failure
——政府も完璧ではない
悲惨指数 Miserable index
——インフレと失業率上昇のダブルパンチ!
第4章 「小さな政府」の時代
——政府が口出ししない方が景気がよくなる
サプライサイド経済学 Supply-side economics
——「小さな政府」に戻りたい
減税 Tax reduction
——減税するほど税金が増える?の法則
税金の結論 Review
——「小さな政府」か「大きな政府」か
本書のまとめ
——これからの日本の税金はどうなる?
【著者プロフィール】
山岡道男(やまおか みちお)
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授・研究科長
1948年、東京生まれ。
早稲田大学大学院経済学研究科博士課程中退。学術博士(早稲田大学)。
専門は、アジア太平洋地域の国際交流論、経済学教育論。
主な著書に『経済学部卒でない人のための経済がよくわかる本』(明日香出版社)、共著書に『新しい経済教育のすすめ』(清水書院)『経済学入門:クイズで経済学習』(学文社)『用語集 政治・経済(最新第2版)』(清水書院)がある。
淺野忠克(あさの ただよし)
山村学園短期大学コミュニケーション学科専任講師
1951年、東京生まれ。
早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。
専門は、国際経済学、経済教育論、高等教育論。
主な著書に『経済学入門:クイズで経済学習』(学文社)がある。