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連続討議『歩く浄土』 第1回「人倫のゆくえ」

森崎茂/片山恭一


価格 : ¥524 (税込み)


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 小説家・片山恭一氏と思想家・森崎茂氏との緊急討議『ことばの始まる場所』。お二人の討議シリーズの第2弾が登場しました。今回のシリーズ名は『歩く浄土』。デザインも一新! 小平尚典氏の写真を大胆に使用したデザインになっています。本書は、その第1回「人倫のゆくえ」。博識なお二人の深いお話からキース・リチャードのロックな話、スティーブ・ジョブズの話まで、討議は多岐に渡ります。

森崎氏の語るアップル、グーグル論。
「やっぱり面白いからやっていると思うんです。ツアーに出て大勢の聴衆の前で演奏することが楽しい。かっこいいリフをきめたり、ギターのカッティングを工夫したり、そういうことが面白いからやりつづけているわけでしょう。ジョブズやビル・ゲイツに起こったことも同じだと思うんです。現象だけを見れば、アップルにしてもグーグルにしても、コンピュータ技術をうまくビジネスにした者が現に世界の覇者になっている。それは結果論として、たまたま彼らにお金と権力が集中しているだけで、やっていることはバンドと同じだったと思うんです。キースがかっこいいリフや斬新なカッティングを編み出すのと同じように、コンピュータを使っていろいろなことができるのが、面白くてたまらなかった。だから夢中になったわけでしょう。本人たちがワクワク、ドキドキだったと思うんです。そのワクワク、ドキドキが世界中の人に伝わった。ロックが一瞬にして世界に広まったように、何十億という人の心をとらえたのだと思います。同じことなんですよ」(本書より)
単にお金儲けではない幸福。それを言葉、表現で達成しようと唱えます。そうして「自分が夢や希望になればいい」と説く。
今回も刺激的な内容です。どうぞご一読ください。

【目次】

1 滅亡の予感のなかで
2 シャルリー・エブド襲撃時間
3 進撃の巨人
4 現実とレイヤー
5 人と人がつながること
6 パブロ・カザルス

あとがき


〈著者略歴〉
森崎茂(もりさきしげる)
思想家。1949年生まれ。九州大学農学部卒。著書に『内包表現論序説』、『GUAN02』など。現在、「内包」概念を中心に、まったく新しい存在論を構築中。熊本市在住。

片山恭一(かたやまきょういち)
作家。1959年愛媛県生まれ。九州大学農学部卒。主な作品に『きみの知らないところで世界は動く』『世界の中心で、愛をさけぶ』『死を見つめ、生をひらく』『生きることの発明』など。福岡市在住。

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