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まともな日本再生会議 立ち読み版

中野剛志/柴山桂太/施光恒


価格 : 無料

※この書籍は、アスペクトより販売されている『まともな日本再生会議』の立ち読み版です。

間違いだらけの「構造改革」と「成長戦略」はさっさとやめろ!
今こそナショナリズムを復権し、「まともな日本」を取り戻せ!
注目の若手論客3名による、極めて“まっとうな議論”。



目次

はじめに 「まともな日本」を、取り戻す   施 光恒

第一章 安倍政権と新自由主義
 安倍政権のランキング・ナショナリズム
 安倍政権の目指す「親米でプロ・ビジネス」保守
 「まだ改革が足りないのだ」という言説
 成功しているケースは一つもない移民政策
 移民国家をモデルにしたくなる新自由主義者
 財界が移民政策導入を主張する理由、本来の成長戦略とは?
 「人口が多い国は発展する」のか!?

第二章 英語公用化とグローバル・ビジネス文明
 「日本も英語を公用化すべき」か!?
 言語や喋りが軽薄だと、その人間性も軽薄になっていく
 日本のグローバル化は、アメリカ化ではなくフィリピン化だ
 「日本は鎖国している」という思い込み
 「われわれにとって英語というのは奴隷の言葉なんだ」
 「世界の大学ランキングの100位以内に」というランキング・ナショナリズム
 ビジネスマンが考えるより世界は複雑だ
 グローバル・ビジネス文明の発想が世界を支配する
 アングロサクソン型の「ネオアメリカ型資本主義」(グローバリズム)に感染した世界
 グローバル・ガバナンスの前にナショナル・ガバナンスを
 グローバルなクラブに参加するためのエリート教育でいいのか?

第三章 新自由主義が政治を殺す
 新自由主義の三つのドグマを信奉する経済学者たち
 金持ちがやりたい放題の利益集団と化して、政治を動かすアメリカ
 アメリカでグローバル・ガバナンスを進めるのは法学者
 便宜か一般原則か、ケインズかハイエクか
 日本と「世界」の認識ギャップが広がっている
 このまま新自由主義的な路線が強くなっていくと
 新自由主義の行きつく先「スノーデン事件」
 ジョージ・オーウェル『1984』の世界

第四章 政治を取り戻す、共同体を再評価する
 日本的なものを壊したい衝動 ——マルクス主義と新自由主義との類似性
 日本にはまっとうな左翼がいない
 伝統的な共同体は否定すべき悪なのか
 日本の民主主義は村の寄り合いがベース
 「大学の自治」から「グローバル人材」に乗り換えた大学
 中間的共同体のある国ほど将来的な可能性がある

第五章 グローバル経済の終わり
 アメリカ一強時代の終わり
 アメリカは「民主化」の恐ろしさを知らない
 債務上限問題も抱えているアメリカ
 基軸通貨「ドル」の終わり?
 通貨システムの三つの可能性
 中国経済のハードランディング
 「日本にグローバルマネーがやってくる」か!?

第六章 漸進主義の時代へ
 日本は国際秩序構想を提出してほしい
 「今どきの若者は内向きでいかん」は本当か?
 誰かに期待するのもやめて、自分で自分のことを鍛えよう

おわりに1 「歴史認識」を取り戻す  柴山桂太

おわりに2 まともであること  中野剛志


【巻末資料】
安倍総理「成長戦略第2弾スピーチ」
「これからの大学教育等の在り方について」(教育再生実行会議:第三次提言)

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